YOさんのストーリー
👩🦰YOさん 会社員 小学生の娘と保育園児の息子と夫の4人暮らし
「最初は、アラジンのランプの精みたいだったんです。」
そう語るYOさんは、子供に呼ばれたらもういつでも飛び出ていく、呼ばれてないのに先に飛び出てっちゃったりする自分に少し疲れていたようです。
けれど、ワークショップの対話のなかで、
「トトロみたいに、ただそこにいるだけで安心される存在になれたら」
と思うようになったのです。
参加のきっかけは、母と弟の関係がうまくいってないことへの心配。
「お母さんがかわいそう」という気持ちでした。
でも、そこで得たのは、他の参加者との対話を通して自分自身を見つめ直す時間でした。
「やってあげたいな」を、やってみる
2月、下の子の保育園の発表会。いつもは義父母だけを招いていたけれど、今回は子どもが「ばぁばにも見てほしい」と言いました。
迷いながらも母に声をかけると、「足は痛いけど行くよ」と返ってきました。
その日、母は発表会を見て、「来てよかった」と笑いました。
「母は、夫の両親のことを少し苦手に思っていたんです。でも、みんなでご飯を食べて、久しぶりに話せてよかったって言ってくれて。」
母の言葉に、YOさんは氷が溶けたような気がしたといいます。
77歳の誕生日に向けて
ワークショップが始まって数ヶ月がたった頃、対話のなかで、ずっと思っていた願いを言葉にしたYOさん。
「お母さんの喜寿を弟と一緒に祝ってあげたい。 弟に話してみます。」
とはいえ、普段交流があまりない弟さんに声をかけるのは、勇気がいることでした。
ゴールデンウィークに家族が集まる場で話してみると、「いいじゃん、やろうよ」と弟から返ってきました。
「見かけは関係が悪く見えても、親子の絆はまだ残っていたのかもしれない。」そんな希望が、YOさんの胸に灯りました。
「思ったことは、やってみよう」
「忙しさにかまけて、やらなかったことを後悔するのは嫌だなと思いました。」
だからこそ、思ったことは「ダメかなって思わずに、聞くだけ聞いてみよう」「言うだけ言ってみよう」と、少しずつ行動に移すようになったといいます。
変わっていくのは、自分から
「家族の願いを叶えなきゃ」と頑張っていたYOさんが、自分のなかにある願いから「こうなったらいいな」と自然に言えるようになったー
それは、YOさんが自分自身を少しずつ解放し、家族との関係をあたたかく紡ぎ直していく過程そのものでした。
🌱 参加者同士の対話から生まれる、あたたかな気づき
「やってあげたいなと思ったことをやらずに後悔するのが嫌だという強い気持ちを感じた。」
「悩んだ時に焦らないで、優しく対応していると、自然に解消されていくのだなあと思った。」
「家族の反応に振り回されるのではなく、いろんな気持ちを上から大きく包みこんでるようなあり方を感じた。」
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